私は、日本で通っていた大学の教授に紹介してもらって、モスクワ大学文学部に留学しました。
授業はマンツーマンで、
週3回の会話はタチアナ・イリイチナ先生(写真)が担当、
週2回の文法はマイヤ・パブロブナ先生が担当してくれました。
あとは、自由に他の一般授業を聴講するというカリキュラム。
いつも優しく、授業では厳しいこの2人の先生と出会え、ロシア語を教えてもらえたことが、
モスクワでの最大の宝です。
誰も信用できないこのモスクワで、私は100%彼女らを信頼をしていました。
生活が苦しくて、毎日が不安でいっぱいだったろうに、
いつも明るく冗談を言ったりして、めったなことでは、愚痴ったりしない。
むしろ、いつも私のことを心配してくれ、 こんなロシア人の人たちもいるんだな・・・と思ったものでした。
私はひとりっきりで留学したせいもあって、愚痴を聞いてくれたり、助け合ったりできる日本人が周りにいなかったので、人一倍ストレスを抱えてたように思います。
そういう意味でも、おふたりには、精神的に支えてもらいました。
タチアナ・イリイチナとは2年前モスクワで再会。
彼女は、今、再婚してドイツに住んでいます。
