「留学生活」っていうと、よく
「どう?エンジョイしてる?」だとか「金髪のロシア人の彼はできたぁ~?」などと
のんきな手紙を友人から受け取りました。
だけど、はっきり言って、エンジョイするようなものは当時のモスクワにはなかった。
それに、女一人の留学生活では周囲の人間がみんな不審者に見えたものです。
街へ出てはおばちゃんに訳もわからず罵倒されたり(アジア人に対する人種差別がちょっとあった)、
買い物するのも長蛇の列に並んでたどたどしくロシア語で交渉して怒られたり(なんで店の人間に怒られなきゃならないの!)、
ジプシーとか強盗、暴漢に襲われやしないかと、
まぁ、こんな感じで、毎日、毎日、神経すり減らして…。
って自分に言い聞かせて。
「これは修行だ。修行なんだ。」
同じ頃留学されていた方の中には、もちろんエンジョイしたって人もいると思います。
私の場合、周りに日本人がほとんどいなかったので、正直、かなりさみしかったのと、
知り合いのロシア人にだまされちゃったことがトラウマになっちゃったのかな。
「もう二度とモスクワなんか来るもんか。 もう日本から絶対出ない。って帰国して3年間くらいは思っていました。
一生、日本で好きなことしゃべって、大好きな日本食食べて、 お店では笑顔で接客してもらいたい!」
重症です。
